自分でできる売却査定の方法~自己査定のススメ~
ご自身の物件がどれくらいの金額で売れるのか。
売却査定で、まず思いつくのは【売却査定一括サイト】ではないでしょうか。
売却査定一括サイトでは、複数の会社から査定額の提示を受けられる為、これくらいで売れるだろう、という大まかな価格帯を知ることができます。非常に便利ですね。
ただ、【売却査定一括サイト】を利用しなくても
自分である程度価格を把握することができます。
①【土地値】を調べる
土地値を調べる一番簡単なやり方として、【納税通知書】を確認する方法があります。
毎年届く納税通知書。土地や建物の固定資産税を通知してくれるこの納税通知書と一緒に課税明細書が同封されています。ここに、課税評価ベースで評価額がいくら、とズバリ記載されています。
ここに記載されている評価額は、基本的には<固定資産税路線価×㎡数>で計算されています。
土地値に関しては、ざっくりいえば、この評価額の1~1.5倍くらいが、実際に売買される際の価格になります。
②【建物価格】を調べる
建物の方は、土地のように【納税通知書】で評価額を確認することができますが、実際に売買される値段は、建物の状態にもよりますが、どのように使用されるかで評価が大きく変わってきます。
建物が戸建ての場合、そのまま住居用の戸建てとして使用するのであれば、近隣の新築戸建てや中古戸建の金額と比較すれば、おおよその金額がわかります。
ボロボロで、住居としては使えないレベルであれば、価値”0”、というより、解体費用を考えれば、土地値からその分マイナスして評価されることになるでしょう。
建物が一棟アパートやマンションの場合、積算評価で出す方法と、収益還元法で出す方法があります。売却の際はできるだけ高く売りたいですから、両方で算出して高い方を評価とします。
ただ、だいたいは、収益還元法を使った方が高くなります。収益還元法は、計算はシンプルです。
想定の収入÷相場の利回り=評価額 となります。
例えば、年間の想定収入が300万。相場の利回りが8%だった場合
300万÷8%=3750万 となるわけです。
ここで、少し難しくなるのが、【相場の利回り】です。
要は、これくらいの利回りなら買ってくれる人がいるだろう、という利回りです。
不動産の売買を多くこなす、われわれのような業界の者ならわかりますが、そうでなければ、いまいちわからないですよね。
でも大丈夫です。これも、簡単に調べる方法があります。
それは、不動産ポータルサイトに掲載されている物件の利回りを見る方法です。
ポータルサイトに掲載された物件は、「よし!売却しよう!」となり、所有者や仲介会社ができるだけ高く売ろうと計算された価格・利回りですので、これが一つの基準になります。
ご自身の物件の規模や、立地等で似ている物件を調べれば、相場の利回りが見えてくるはずです。
売却ご希望の方は、ぜひ、ご自身でご自分の物件を自己査定してみてください。
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